多くの期待を担って2000年にスタートした介護保険が、5年経過に伴い、来年度改訂されることになっております。
ご承知の様に、この目玉は介護予防・自立促進であります。これは介護認定者の急増により、保険制度にひずみが出るようになった結果であります。 介護に限らず、団塊の世代も
定年を迎え生活習慣病対策も焦眉の急となってまいりました。健康日本21も半期経過し、中間評価が行われることになっておりますが、予備集計によれば、重点項目は必ずしも
良好な結果ではなく、私共に関係の深い運動項目では著しく低下しているとの報告がなされております。これらの結果を受け、今後疾病予防・自立促進への要求は益々強まり、42条施設等に
於きましても大きな期待を受けることとなります。いわば、時代は私共の事業にとって大きな追い風となってくる訳であります。今回は、この変化をどう経営に生かして行くか、事例も研究しながら
検討してまいりたいと存じます。
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