運動療法推進機構
日本運動療法推進機構とは
身体を動かすことは寝たきりの方でも重要なことです。どのような動き方、動かし方が必要かは運動療法としての考え方が必要です。 アスリートの方も記録を伸ばすための運動等を含む体力づくり、健康管理が必要でしょう。 当然の事ながら健康と思っている方には鍛える事としての運動が必要です。 疾病予防を目的の方には状態を把握しながらの運動療法が必要でしょう。
特に高齢化の進行に伴い、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満症、心疾患等のいわゆる「生活習慣病」と言われる疾患が急増しつつあります。 これらは放置しておくと、その後の重大な疾患に連なり、寝たきりの大きな原因となります。
国もこの流れに歯止めをかけるため、平成12年健康日本21事業をスタートさせました。 また健康増進法の制定をめざしています。 「日本運動療法推進機構」はこの動きをにらみながら、「生活習慣病等」の疾病予防・運動療法事業の拡大を目的に結成され、活動を開始しました。 具体的には、運動療法を実施する運動療法施設(場)の増大と、運動療法を指導する専門人材(人)の能力向上を図り、 一般の方々の日常生活の中に、疾病予防・運動療法活動を浸透させる事業を中心に活動を行います。
運動療法として運動を行うにはメディカルチェック等の管理、指示、指導の元に行われることが必要です。
「健康日本21」「生活習慣病」「生活習慣病指導管理科」等等での運動そして運動療法の重要性は認識されております。 しかしながら医療又は医療の接点での運動療法を行える現場が皆様の日常生活圏の中にどの程度存在するのでしょうか。
私たちは運動療法を適格に提供できるような現場を広めることを今後展開していきます。 そして対象者に必要なものを常に考え、お互いに研鑚しながらすすみたいと思っております。
対象者の方には施設の目的、内容等を広報する事により、よりよい結果がでるようご理解、ご協力が得られるよう啓蒙活動が必要でしょう。 運動する現場は数多くありますが、このような観点からまずは医療法人42条 疾病予防施設、医療機関運営の運動療法施設、指定運動療法施設、を中心として、 運動療法に関心がある健康増進施設等をお仲間として日本運動療法推進機構という組織を立ち上げ目的に沿った活動をしていきます。 そして運動、スポーツがなされている各種施設との連携により、まさしく21世紀が健康日本であるよう努めたいと思っております。